2013年5月3日金曜日

金魚の飼い方(翌日以降に揃えるモノ)

さて、金魚を休ませている間に必要なものを揃えましょう。
上にあるものほど必要性が高いと考えています。

絶対に必要なもの

エサ

金魚用のエサを入手してください。
すくってきた金魚は小さいと思うので、エサも小さい粒のモノが良いでしょう。
どうしても手に入らないときは、フナ(金魚はフナの仲間です)やメダカ用でも大丈夫です。
最初は、浮遊性(水に浮く)タイプを選んでください。
パンやご飯粒は、栄養のバランスが悪い上に溶けて水質を悪くするので避けてください。
エサを与えた直後に電気を消すと食べ残しが増えるそうです。



まず間違いなく必要なもの

水槽(水を入れる容器)

ガラス製…… アクリル製より重いです。割れると危ないのが心配です。
アクリル製…… ガラス製と比較すると傷が入り易いです。直射日光に当てると細かなヒビが入ることがあります。
容量は、金魚の体長1cmあたり1~2リットルが目安です。
十センチメートルの位で掛けるとリットルで容量が分かります。(30×20×20cmなら、3×2×2=12リットルです。)
大きい(水量が多い)と水質の急激な変化を避ける事ができます。

フタ

以下のことを防ぎます。
・エアストーンの気泡が弾けるときに周りに水が飛び散って汚れる。
・金魚が飛び出す。
・水槽に色々な物(ホコリや雑菌)が入る。

エアーポンプ(ブクブク)

池で飼うような場合を除いて、まず必要です。
チューブの先にエアストーンや投込式ろ過装置をつないで使います。
酸素を必要とするのは金魚だけではありません。金魚の排泄物などを分解してくれるバクテリアも酸素を必要とします。

ろ過装置

浮遊するゴミを除去します。
金魚の排泄物などを分解するバクテリアの繁殖を助けます。
エアーポンプにつないで気泡が作る水流を利用したタイプ(投込式、底面式、スポンジフィルター)とポンプを利用した独立(外部、上部設置)タイプがあります。
上部設置タイプでは、落下する水の音が気になるかも知れません。

バケツ or ゴミ箱

10リットルあると一安心です。
飼育道具を入れたり、病気になった金魚の隔離に使ったりします。
1リットル毎に印をつけて水量が分かるようにしておくと後で便利です。


出来れば用意したいもの

灯油ポンプ(醤油ポンプ?)やホース

水を交換するときに使います。
私は、取り回しやすいようパイプを水槽の深さに合わせて切って使っています。
専用の器具もあります。

大きめのスポイト(ピペット) or ノズル付きポリ瓶 or 菜箸

水槽の中のゴミを取るのに使います。
菜箸でつまめないものは、スポイトやノズル付きポリ瓶で吸って取ります。
大きめのスポイトやノズル付きポリ瓶は大工センターの塗料コーナーや園芸コーナー、百均でも入手できます。

スポンジ or 歯ブラシ or 便器掃除用ブラシ

水槽のコケを取ったり、飼育道具を洗うのに使います。
当然ですが、柄が短かったり無い場合は手が濡れます。

水質検査薬

あれっと思ったときに、原因の切り分けに役立ちます
立ち上げから定期的に使っていると、立ち上げが上手く行ったときに亜硝酸の減少に感動することができます。
最初のうちは、継続的に硝酸塩濃度やpHをチェックするのもいいでしょう。

無くても大丈夫だけど……

空のペットボトル

バケツで構いません。
捨てる水を入れて水の様子をみたり、汲み置きしておく水を入れておいたりしています。
私は3リットルを1本と2リットルを2本使っています。
1リットル毎に印をつけて水量が分かるようにしておくと、カルキ抜きを入れるときに便利です。

底砂(砂利)

バクテリアの住処となります。
最初は、薄め(~1cmくらい)にした方がいいと思います。(底面ろ過の場合は別です。)
珊瑚や貝は、水質をアルカリ性に傾けるため避けたほうが無難です。
粒が細かいと、掃除のときにゴミとの分別ができず大変です。
砂利は敷かない方が掃除が楽です。

水草

金魚の隠れ家となり、金魚のストレスを軽減します。
金魚藻を入れると、エサが不十分な場合に、金魚が飢えを凌ぐために食べることがあります。

ヒーター

金魚の適応温度は5~30℃くらいで、適温は20℃前後です。
金魚は寒さに強く、水面が凍っても大丈夫などと言われていますが、私はヒーター無しで越冬したことがないので分かりません。

手袋

気になる方は、ご準備ください。

ネット、かす揚げ(アク取り)、おフロの垢すくい、など

水面に浮いたゴミや残ったエサをすくい取るのに使います。
箸やスポイトでも問題ありません。
金魚をすくうこともあります。

置物

金魚の隠れ家になり、金魚のストレスを軽減を目的とします。
水流が強いときは、あった方がいいでしょう。
置物は割れたお茶碗などでもOKです。
最初のうちは、流木はお勧めしません。
その辺りで拾ったものは避けた方が無難です。

水槽の下に敷くもの

主に見た目のためです。
無くても困りませんが、鑑賞が目的なのですから……。
私は、百均で買ってきたヨガマットを切り取って敷いています。
加えて、垂れた水が水槽の下に入るのがイヤなので……。


その他

バクテリア剤

最初に入れたら金魚の死亡率が大幅に下がったという方もいらっしゃいます。
私は使ったことがありません。

お好みの用品が揃っているセットがあれば、そのセットを買うのも良いと思います。


-----------------

金魚の飼い方



0 件のコメント :

コメントを投稿