本当に水道水をそのまま飼育水に使うのはダメなのかなと思って調べてみました。
我が国では、どのような場合でも蛇口で残留塩素を0.1mg/L以上確保することが、水道法で義務付けられています。
東京都水道局では蛇口において、残留塩素濃度を水道法で定められている0.1mg/L以上、水質管理目標設定項目の目標値である1mg/L以下を常に確保できるように管理しているそうです。
一方、塩素による金魚の致死量は、岡山市水道局配水管布設工事標準設計マニュアルによると、0.15~0.3mg/Lなのだそうです。
ということは、水道水をそのまま飼育水に使うのは止めた方がよさそうです。
ちなみに、家庭用浄水器のカタログを見ると遊離残留塩素の除去率は80%くらいのようです。
ということは、家庭用浄水器がカタログ値通リの能力を発揮していても、水道水の塩素濃度によっては、危ない場合がありそうです。
という訳で、家庭用浄水器を通した場合でも、水道水をそのまま飼育水に使うのは避けた方が無難のようす。
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