2013年6月18日火曜日

投げ込み式ろ過装置1号(ろ過装置2号)の自作


投げ込み式ろ過装置を考えてみました。
投げ込み式には、水作エイトやロカボーイなどの名作があるにも関わらずです。
それはなぜか。
単に、オーバーフロータンク(外部ろ過装置)に行き詰まったからです。

という訳で、ペットボトルを使ったスケルトンモデルです。
ただし、少しだけ構造を工夫しました。

今回も接着剤はできるだけ使わない方針です。

なお、エアーリフトポンプを使ったろ過装置2号と言えなくはありませんが、取り敢えずは投込式ろ過装置1号と命名しました。





投げ込み式ろ過装置 1号のテーマ

  • 物理フィルターを最上部としてメンテナンス性の向上を狙う。
  • リングろ材などを入れられるようにする。
  • エアーチューブは、上から入れるようにする。


材料
  • ペットボトル 500ml
  • アクリル管 21×18(ペットボトルの口に入るサイズ)
  • 塩ビ管 5×3 3~20cmくらい

炭酸のペットボトル
炭酸のペットボトルです。
確か、CCレモンだったかと。

開口した炭酸のペットボトル
開口部が水面より下になるように切り取りました。

切り込みを入れたアクリル管
アクリル管に縦に切り込みを入れていたら、割れてしまいました。
エアーの吹出口

エアーの吹出し口です。

なんとなく、エアーは上に向かって吹き出した方がいいような気がしたので準備しました。
このパーツに、バスコークを使ってしまいました。(無念)
使わない場合は、エアーチューブを突っ込めばいいのではないでしょうか。
塩ビ管の加工図

塩ビ管はこのように加工しました。

ペットボトルを使った自作ろ過装置の完成図(概略)
出来上がりはこんな感じです。
エアーチューブは上から、アクリル管の中に入れます。
ろ材は省略しました。


tips
  • 飲み口の白いペットボトルには、外径21mmのアクリル管は入りませんでした。
  • ペプシコーラの500mlペットボトルは、多層フィルムになっていて加工しづらいので、お勧めしません。

反省点
  • 取水口が高い位置になってしまいます。下層の水が循環しないのではないかが心配です。
  • リフトされた(ろ過された)水がすぐに取り込まれてしまいそうです。
  • ペットボトルが高すぎて、水槽のフタができませんでした。
    飲み口のところをカットするだけでもいいかも知れません。


投げ込み式ろ過装置 1号改 

  • 500mlのペットボトルを中程で切り落とし、別のペットボトルの下側を組み合わせ、背が低くなるようにした。
  • 上下を切った1Lのペットボトルをかぶせて、本体の周囲に下層の水を取り込む水路を確保した。

材料
  • ペットボトル 1L、500ml×2種
  • アクリル管 21×18(ペットボトルの口に入るサイズ)
  • 塩ビ管 5×3 3~20cmくらい

開口して下部を切り落としたペットボトル
お茶のペットボトルです。
銘柄はわからなくなってしまいました。
下の方に凹みが2つあるので、1つ残して切り落とします。

連結するペットボトルの底の部分
水のペットボトルです。
確か、富士山麓の水だったかと。
凹みを一つ残しています。
どんとキャットを入れたペットボトルの底部分
どんとキャットをセットしました。
ペットボトルの連結部分アップ
ペットボトルをつなぎます。
ちょっと力技ですが、凹みと凹みでカチッとはめ込みます。

エアーリフト用のアクリル管

どんとキャットを入れることができたので、切り込みは不要です。

カバーにする加工済みペットボトル
1.5Lのペットボトルです。
飲み口のすぐ下と底の方をカットしました。
高さ(長さ)は現物合わせです。

組立後の自作ろ過装置(投げ込み式)
カバーをつけたところです。
ちょっと分かりづらいので、下の図を参照してください。

組立後の自作ろ過装置(投げ込み式)の概略図
こんな感じです。
現物では、最外側のペットボトルの飲み口部分はカットしています。



未着手
  • 水はね防止の傘であると同時に、リフトされた水がろ過装置から離れた所で落ちるようにするパーツを検討するのも良いかも知れません。


後記
  • 本ろ過装置は、未使用です。
    (金魚が過敏になっているので、水槽に手を加えるのは控え中です。)
  • ところで、本ろ過装置は市販のろ過装置と比べてろ過能力で勝っているのでしょうか。
    水路が長くなると、流量が落ちると思われます。他方、ろ材の変更によって、ろ過能力は向上できると思われます。さて、両者のプラスマイナスがどうなっているか……。

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