では、どんな水槽にしましょうか。
材質
材質は、通常はアクリル製かガラス製のいずれかを選ぶことになるでしょう。60cm以下の水槽であれば、ガラス製がコストパフォーマンスに優れています。
アクリル
- 小さいと割高になる。
- ガラスより軽い。
- 割れにくい。
- 傷が入りやすい。
- 比較的加工しやすい。
- 自作材料の入手が容易。
- 長期に渡って紫外線に当てると細かいヒビが入ることがある。
ガラス
- 大きいと高価になる。
- 重い。
- 割れると破片になる。
- 傷は入りにくい。
- 加工にはハードルが高い。
塩ビ
- 安価。
- 大きいサイズは入手しづらい。
- 傷が入りやすい。
- 長期的には変色する。
大きさ
初心者だからという理由で小さい水槽を選ぶのは止めた方が良いです。大きい方がベターです。
それは、大きい水槽の方が「水質・水温が急変しづらい」という点で有利だからです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
小さい水槽 | 場所を取らない。 安価な入門セットがある。 水替えがし易い。(注1) |
飼育器具の選択肢が少ない(私の知る範囲では、上部ろ過装置は2製品しかない)。 水槽が狭い。 |
大きい水槽 | 水質・水温が安定し易い。 装置など飼育器具の選択肢が増える。 |
水替えが大変。(注1) |
私のお勧めは、バランスを考えて45cmの規格水槽(注2)です。
(注1)水替えのし易さについて
1回に水槽の半分程度の水替えをするとした場合、60cm規格水槽だと約30リットルとなり、標準的なバケツ3杯分です。
水場と水槽を10キロ近いバケツを持って何往復もするのは、ちょっと手間に感じるのではないでしょうか。
水場と水槽を10キロ近いバケツを持って何往復もするのは、ちょっと手間に感じるのではないでしょうか。
(注2)水槽の大きさについて
水槽の大きさは、「30cm水槽」などと幅(最長辺の長さ)で表します。
この大きさには規格があって、一般的には、
この大きさには規格があって、一般的には、
- 45cm水槽:幅45×30×高さ30cm(約40リットル)
- 60cm水槽:幅60×30×高さ36cm(約65リットル)
- 90cm水槽:幅90×45×高さ45cm(約180リットル)
となっています。(とはいえ、製品によって異なることがあるのでご注意ください。)
45cm水槽より小さい水槽に規格はありませんが、一般的には、
45cm水槽より小さい水槽に規格はありませんが、一般的には、
- S水槽:幅32×19×高さ24cm(約12リットル)
- M水槽:幅36×22×高さ26cm(約19リットル)
- L水槽:幅40×25×高さ28cm(約23リットル)
となっているようです。
水槽の容量は、十センチメートルの単位で掛け合わせるとリットルで求められます。
例えば、30×20×25の水槽なら、3×2×2.5=15リットルです。
水槽の容量は、十センチメートルの単位で掛け合わせるとリットルで求められます。
例えば、30×20×25の水槽なら、3×2×2.5=15リットルです。
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